INTERVIEW 社員の声
港の風景が原点、
今はその物流を支える一員に
新潟支店
さん
(2013年度入社 経営学部 経営学科卒)
※取材当時


入社の理由
就職活動を始めるにあたり、「世の中になくてはならない仕事とは何か」と考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが物流でした。そこから、物流業界一本に絞って活動を進めていく中で、自身の原点を振り返る機会がありました。私は幼少期、神奈川県の本牧ふ頭の近くに住んでおり、親の仕事の関係で港に行く機会が多く、そこで見た港の風景や雰囲気が強く印象に残っています。そうした経験から、漠然と港湾に関わる仕事に興味を持つようになりました。そのような中で当社と出会い、港湾物流に関わる業務内容に魅力を感じ、入社を決意しました。

現在の仕事内容
新潟支店には、営業や事務業務を担う「業務課」と、重機の操作やフレコン包装などの現場作業を行う「操業課」があります。私は業務課に配属されており、主に取引先からの問い合わせ対応や、当社倉庫に保管中の貨物に関する入出庫情報の収集・精査を行っています。また、貨物を効率的に保管するため、最適な倉庫の割り振り(倉庫繰り)について操業課と連携・日々打ち合わせを行うことも、重要な業務のひとつです。
ある日のスケジュール
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7:15 出社
少し早めに出社し、1日の予定などを確認します。
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8:15 始業
当日の業務内容を整理して動き始めます。
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9:00 荷役立会
倉庫に搬入される貨物の立ち会いを行います。貨物に異常がないか、作業が安全かつスムーズに進んでいるかを現場で確認します。
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11:00 打合せ
本社肥料原料部や取引先から、入出庫の予定や情報を収集し、内容を精査します。
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12:00 昼休み
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13:00 支店内巡回
構内や倉庫内を巡回し、保管中の貨物に異常がないか、現場の状況を確認します。
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15:00 打合せ(操業課)
今後の入出庫予定をもとに、操業課と最適な倉庫の割り振り(倉庫繰り)について協議します。
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16:00 事務整理・メール対応
その日の業務内容を振り返り、必要な事務処理や関係者への報告、メール対応を行います。
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16:30 退社
今後の目標
現在は新潟支店で勤務しながら、現場作業について日々学んでいます。今後は、広島や愛知といった他の主要拠点でも経験を積みたいと考えています。それは、当社の現場を長年支えてきた先輩方から貴重なノウハウを直接吸収し、自分自身の視野や価値観をさらに広げたいと思っているからです。そして将来的には、現場で培った知識や経験を活かし、海外駐在という形でグローバルな業務にも挑戦してみたいと考えています。
休日の過ごし方
休日は、信濃川沿いをランニングしてリフレッシュすることが多いです。季節ごとに風景が変わるので、気分転換にもなります。また、子どもと一緒に近くの公園で遊ぶ時間も大切にしています。自然の中で体を動かしながら、家族との時間を過ごすことで、仕事への活力にもつながっています。
福利厚生について
当社の福利厚生は非常に充実していると感じています。特に住宅補助制度が手厚く、一人暮らしをしている社員にとっては大きな助けになります。私自身も、入社後すぐに一人暮らしを始めましたが、家賃の負担が軽減されたことで、生活にゆとりを持つことができています。また、転勤が発生した際にも住宅の手配や補助があるため、安心して働くことができる環境が整っていると感じています。

就活生へのアドバイス
当社は、農作物の栽培に欠かせない肥料原料を扱い、「海外調達・輸入・港湾荷役・入庫・保管・物流加工・出庫・納品」に至るまで、一貫したサプライチェーンを担っています。「海外調達」や「輸入」という言葉には華やかな印象があるかもしれませんが、当社の強みであり、業務の根幹は【現場】にあります。実際にスコップや箒を手に倉庫で作業を行う経験は、将来的に「花形」とされるような業務にも必ず活きてきます。商社というよりは、現場を持つ【作業会社】という意識で仕事に向き合える方が、入社後のギャップも少なく、長く働いていけるはずです。ぜひ、自分に正直に、納得のいく選択ができるよう頑張ってください。応援しています。
キャリアパス
- 2013年 鹿島支店 港湾荷役、入庫、保管、物流加工、出荷といった現場作業や管理を担当
- 2016年 本社肥料原料部 品目担当、輸入実務、国内拠点在庫管理
- 2019年 全農肥料原料課 海外から肥料原料を調達する購買業務、国内の肥料メーカーや関連企業への販売業務を担当
- 2024年 新潟支店 営業、作業計画立案及び管理業務全般(港湾荷役、物流加工、受渡、品質管理、倉庫繰り)を担当
経理から始まる、
会社全体を見渡す視点